あおいろ海にもぐってもぐってもぐって、静寂の美しい青だけの世界へゆく。 さらに先は、青色がどんどん濃くなり、時折、光の揺らめきと私の吐く空気のつぶが目の前をリズムよくよぎる。 意識は、私自身があるのかないのか、だんだんわからなくなる。 ...