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うるまの 森


西表島でのお絵描き 2011

幅7m×高さ1m×3枚 おえかきというより、ほとんど運動だ。 西表島にて、 夏のいきいきとした森の音と つよい光と、湿り気のある風と共に、えがく。 紙にうつるアセロラの木のシルエットが、風に揺られながらいう、 「わたしたちのように もっと自由に 堂々と ウツクシク えがきなさい(在りなさい)」と。 太陽の光は、まぶしすぎるときもあれば、やわらかいときもある。 えがいた色は、その光によってあらゆる表情をみせる。 風がふいて汗だくの身体がきもちいい。 この大いなる自然のなかで、 わたしはその一部となって、 ただただ色をおく。 そんな2011年の夏。 *「うるま」とは、沖縄のことばで「珊瑚でできた島」の意味。


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