August 20, 2019

石の中には、たくさんの石たち。 千五百万年もの間、対話している。
 

父が亡くなって、死というものや生きている時間のことを深く感じている。

故郷の花巻に帰ったら、私の中の細胞たちはじんじん喜んでいた。
空や木々、山々 知っている景色
ことばの響きや表情
食べものの味

たくさんの花巻成分で私はできている。

・・・・・・・

「まあ、お待ちなさい。ね、あのお日さまを見たときのうれしかったこと。どんなに僕らは叫んだでしょう。千五百万年光というものを知らなかったんだもの。あの時鋼の槌がギギンギギンと僕らの頭にひびいて来ましたね。遠くの方で誰かが、ああお前たちもとうとうお日さまの下へ出るよと叫んでいた、もう僕たちの誰と誰とが一緒になって誰と誰とがわかれなければならないか。一向判らなかったんですね。さよならさよならってみんな叫びましたねえ。そしたら急にパッと明るくなって僕たちは空へ飛びあがりましたねえ。あの時僕はお日さまの外に何か赤い光るものを見たように思うんですよ。」

(「楢ノ木大学士の野宿」宮沢賢治)

 

January 27, 2019

絵を描くということは
何かをよくよく「見る」ことからはじまります。


細部の細部までじっくり見て、色の変化や重なり、カタチの成り立ち、やわらかさや堅さや温度、というような「見る」ということに加えて触覚、嗅覚、聴覚などの五感を総動員して、その何かを感じてゆくことです。


風や空気や音などは目には見えませんが、五感を総動員すると感じることができます。
しゅうっと春風が吹いたら葉っぱがさささ〜っとなって植物の香りがやってきたりするときは、
筆をしゅうっと春風のように動かして、違う絵の具でさささ〜っと筆を動かすと風と植物たちが私の中で生きて通っていったように感じられます。


生きて通ってゆくというのは、どういう感じかと言えば、
おいしいごはんを食べておいしいなあと味わうのに似ています。
映画を見終わって、じーんとすることにも似ています。

上手に描くことは、重要ではありません。
描いているときに十分に描くものそのものを感じられているか、
描いているときに心がひらいているか、
わたしの心の状態がしあわせであるかどうかが重要です。
そういうふうに描かれたものは、私自身への贈り物であり、誰かに届けたくなる贈り物になります。

December 25, 2018

森のいろんな音や歌やささやきたちを聞きながら、森の中に色を置く。色をひとつ置くと森の空間が変化して包んで応えてくれる。いっしょに音楽を奏でるみたいに!

October 7, 2018

fuuyanm ART Online Store OPENいたしました!

ご購入いただける作品をすこしずつUPしていっています。
このサイトでは、Artist fuuyanm が描いた絵画作品や
ポストカード、グッズなどをお届けします。

描きおろしのお仕事も受け付けております。
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https://fuuyanm.thebase.in/

August 22, 2018

お花に会いたくて散歩していたら、植物たちとお日さまのうつくしい演出につつまれたー♡

December 23, 2017

ことばになる前の感触
意識と無意識の間
知らないけれど知っている感覚
植物や石や土が語っていること
音の景色
素朴であること
水の旅

December 22, 2017

2017年3月、グッケンハイム邸での
ライブペイントでご一緒させていただいた、
Federico Durand さんと hofliさん。
2017年10月にSPEKKより発売されるCDための絵を描きました。

CD発売のおよそ2ヶ月前、夏。
彼らの音源を聴きながら、筆をとりました。
音楽をカラダに響かせて、瞬間瞬間の色や筆や水の量など絵の具を瞬時に選びます。
音→色に変換して、くりかえし画面にのせていきます。
どんな絵になるのかは、この先にゆだねます。
およそ一ヶ月で、絵ができました。

くりかえし聴く音源は、おふたりの日々のちいさなちいさなキラキラしたものが詰め込まれていて、でも遠い昔からずっとカラダで知っているような、安らかな、あっちとこっちを自在に行き来するみたいなそんな感覚になります。

この絵には、Federico Durand さんと hofliさんと日本で過ごした3日間のあれやこれやや彼らの音楽にはじめて出会ったときのよろこびや、描いているその瞬間のお腹のすき具合とかキャンバスの前を猫が横切っていくふんわり感やアトリエに飾ってあるハーブの香りなど、ぜんぶが折り重なって絵に表れているように思います。

CDは、百年後もその先も、この世界のどこかで見たりきいたりされていくでしょう。このような機会をいただき、感謝しています。

たくさんの人たちの心に、このうつくしい音楽が届...

August 22, 2017

くるくる絵手紙
右利きのわたしは、
縦書きくるくるの場合、右から左へ。描いた軌跡は手でかくれるので、描く瞬間にのみ意識がいき、思ってもみない絵が後でたのしめる。
横書きくるくるの場合、左から右へ。描いてゆく軌跡がよく見える。軌跡が踊るのを誘導するように描く瞬間をたのしめる。
音楽を奏でるときは、どうなのでしょう。
お茶を点てているときは、
器をかたちづくっているときは、
畑のお世話をしているときは、
お料理をするときは、
誰かとお話ししているときは、どうなのでしょう。
ぜひ、聞いてみたい。
その瞬間のこと。


 

July 27, 2017

幅7m×高さ1m×3枚
おえかきというより、ほとんど運動だ。

西表島にて、
夏のいきいきとした森の音と
つよい光と、湿り気のある風と共に、えがく。

紙にうつるアセロラの木のシルエットが、風に揺られながらいう、

「わたしたちのように もっと自由に 堂々と
ウツクシク えがきなさい(在りなさい)」と。

太陽の光は、まぶしすぎるときもあれば、やわらかいときもある。
えがいた色は、その光によってあらゆる表情をみせる。

風がふいて汗だくの身体がきもちいい。

この大いなる自然のなかで、
わたしはその一部となって、
ただただ色をおく。

そんな2011年の夏。

*「うるま」とは、沖縄のことばで「珊瑚でできた島」の意味。

July 7, 2017

裸足であるく
山の道を裸足であるく
枯れ葉が重なりあってやわらかくふかふか、あるくたびにユニークな音がなる
土は、ひやっと湿っている
ちいさな小石、中くらいの石、とがった石、まるっこい石、
足にくっついたり、離れたり
木の根っこ、ありんこ、だんごむし、へび、とかげ、くも、きのこ
なまえの知らないチコチコしたかわいい草花たち

裸足の足の裏で感じる世界。
なんてゆたかな世界。

ここには、たくさんたくさんたくさんの生き物たちが暮らしてる。
ガリバーみたいに大きな大きな人間のわたし

 

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